男性が看護師に転職できるか

東京の看護学校大阪の看護学校は多くあります。その中でも男性看護師を募集している学校は昔に比較して多くなっていますが、まだ少ない状態です。男性で看護師を目指す人が多くなっています。そこで、転職としての看護師、社会人から看護師を目指すことについて考えてみたいと思います。
まず、何よりの利点として、圧倒的に人手不足の業界であることです。都心の大病院を除いては、どこも看護師は喉から手が出るほど求めています。それに、都市部でなく地方でも求人があるというのは大きいのではないでしょうか。事情により田舎に帰らなければならないとき、そもそも都会の生活に疲れて、地方の豊かな自然のなかで暮らしたいと思うようになったとき、他の職種ではなかなか地方においては転職は難しいのですが、看護師ならば比較的容易に働くことができるでしょう。
また、収入も安定していると思います。病棟では3交代制の夜勤があるため、日勤のみしかない勤務形態で働くよりは、体力的に厳しいぶん、よい収入を得ることができます。
しかし、男性が看護師として働くことには、デメリットも多くあると言えるでしょう。
まず、基本的に女性の職業であることです。それは、病院の設備として男性用の更衣室が少ないとか、休憩するときも女性が多くいるスタッフルームに居辛いとか、さまざまな面で出てきます。患者にとっても、女性が多くいるなかで男性がいると、もの珍しそうに見られてしまったりします。
私が知っている病院では、ある病棟に20人ほど所属していますが、男性はそのうち1人か2人しかいないところが多いです。1人しかいない病棟に配属されてしまっては、完全にアウェー状態になってしまいます。
そして社会人で転職を目指す以上、周りの同期と比べても年齢が離れてしまっているかもしれません。看護学校に入った場合、看護学校には高校卒業してそのまま入ってくる若い子が多いので、年が離れてしまっているため浮いてしまっているかな、そんな悩みもでてくるかもしれません。
また、男性の見栄の問題かもしれませんが、病棟に配属されたとき、上司である師長とほとんどの先輩は女性です。年下の女性に指導されることに抵抗感を感じてしまうようであれば、病棟での看護師の仕事は続けられないでしょう。
看護師は激務ですので、単に高収入とか安定しているなどの理由で目指すと、すぐに挫折してしまうことにもなりかねません。しかし、医療の現場にかかわることは、他の職業とは異なるやりがいを感じることができます。聞いた話ですが、30代で自衛隊を辞めて看護師を目指し頑張っている、などという人もいると聞きました。看護師を目指すのは困難もありますが、転職の選択肢の一つとしてもよいのだと思います。

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